雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


昨日の夜、久しぶりに「クリスマスの約束」を見ました。

近年、何となく商業的になってきたなと嘆いていましたが今年のはよかった!


佐野元春さだまさしもよかったけど矢井田瞳と歌った「恋バス」…

何となくじ〜んと来ました。


20代には20代の…
40代には40代の…
60代には60代の…

SOMEDAYはあると言った佐野元春の言葉が印象的だったのと最後にNHKの朝ドラの主題歌「ダイジョウブ」も心に残りました。


僕は朝ドラは見たことないし小田和正が曲書いてることも知りませんでしたが…


ダイジョウブという響きがとても好きで「健康」という言葉を四六時中使っているわりにはあまり好きではありません。むしろ「丈夫」や「達者」なんていうほうがいいと思うんだけど…


大丈夫…はさらに「大」が付くわけだからね。


歩数のマイレージの11月分の集計も終わりに近づき、データもアップして行こうかと考えていますが、同時に日記のネタも尽きてきたので健康関連の国内外の文献を今後、徐々に掲載しようかと思っています。


それで今日は歩くことについて…


 米国・ピッツバーグ大学医学部のS.ハーディ博士らの研究で、高齢者の歩行速度の改善率によって、その後の健康や寿命が予測できることが、わかったそうです。


 博士らは、65歳以上の高齢者439人を対象に、数種類の尺度による健康調査を1年間にわたって実施し、その後8年間、対象者の健康状態を追跡調査しました。その結果1年間トレーニングや治療などを行うことによって歩行速度が改善した(速く歩けるようになった)人は、その後の8年間で32%の死亡率だったのに対し、歩行速度が改善されなかった人の死亡率は50%でした。このように死亡率との相関が明らかになったのは歩行速度のみで、その他の調査では死亡率との関連は見られませんでした。


 速く歩けるようになった高齢者の死亡率が低下したという結果を受け、博士は、トレーニングなどで歩行速度が改善できるということは、その人が怪我や病気にかかった場合の回復力の高さを示すものであるとして、歩行速度の改善率は生命力と健康状態を示すわかりやすい指標になるといってもよいと述べています。

  (Journal of the American Geriatrics Society 2007年11月号)