雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


メタボリックは「代謝」ということです。


代謝とは生体内の化学変化…っていうか、エネルギーの変換といってもいいかも…

メタボリックシンドロームに関して言えば対策としてズバリ!ダイエットなのです。

そして、摂取エネルギー(食事)よりも消費エネルギーが多ければ体重は減っていくと…当然ですね。

そんでもってこの場合のエネルギーの単位をカロリー(熱量)ということにしますとですね…摂取と消費に使えるので便利なわけです。


サッカー少年団のコーチミーティングのため続く…

でもって…コーチミーティングは深夜まで続き、次の日…


摂取エネルギーは普通は食べ物や飲み物です。簡単ですね。

ところが消費エネルギーには誤解されがちなことが少しあります。

身体を動かすことでたくさんのエネルギーを消費するということはあまりなく、1日の総消費エネルギーの割合からいうとじっとしているときの消費が一番多いのです。

つまり、じっとしていても心臓は絶え間なく動き続けているし体温を維持したり…そういったところに多くのエネルギーを使っているわけです。


これを基礎代謝といいます。


どのくらいのエネルギー(カロリー)を消費しているかというと下の表のようなかんじで…僕の場合だと1500キロカロリーですね。

簡単に考えると何もしなくてじっとしていても1日1500キロカロリー以下の食事をしてれば痩せていくというわけです。

冬眠から起きだしたクマのように…


ところが、この基礎代謝は表からもわかるのですが加齢とともに減少していくのです。

ですから、以前と食べる量は同じなのに太ってきたという事態を招くのです。

下のグラフを見てもらうと20歳をピークにどんどん落ちていきますね。


その落ちていく原因のひとつには筋肉の減少があります。

実は基礎代謝の内訳として人間は筋肉に一番エネルギーを使っています。

その筋肉が減るということは消費エネルギーも減るということです。


食事だけのダイエットでリバウンドがあるのは不充分な栄養摂取により脂肪だけでなく筋肉を減って基礎代謝が著しく落ち込み、その結果、一時的にダイエットに成功したと思っても普通に食べ始めるとボヨヨンと太ってしまうのです。


今日はこのへんで勘弁してやるか…