雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


やっとクリスマスケーキの納品まで終わりました。

明日25日の注文は今のところ一つだけ…

これからまら年末は忙しくなりますが…

とりあえず一休み気分です。


因みに右の画像はペーパームーン今年のバージョンっす。


さて…申請書や報告書など事実と数字ばかりを並べているとフィクションを書いてみたくなります。昨日…ゴールドシップ有馬記念を制した夜にメレンゲを泡立てながら思いついたストーリーです。


◆◆ サンタクロースのスパイス ◆◆


1.薬と的中馬券

人生とはなかなかうまくいかないものだ。
だから遠くにある幸せを目指すよりもいつでもそう感じられる心を持てることを目指した方が良い。サンタクロースのプレゼントもそう言うものかもしれない。


12月23日の夜、朔太郎は今年小学生になった一人娘の詩歌に尋ねた。
「今年はサンタさんにどんなプレゼントをお願いするの?」

詩歌はちょっと言い出しづらそうに「二つでもいいのかなあ?」
「どうかなあ?」

「一つだけならお母さんの病気が治る薬をお願いするの。」

詩歌はわが子ながら本当に優しい子だ。
朔太郎は少し言葉を詰まらせて「自分のは?いいの?」と訊いた。
「うん。」と詩歌は答えた。


詩歌の母親、朔太郎の妻は今、入院している。
といっても不治の病とかではなく、慢性の胃炎がストレスからひどくなったものだ。年内には退院できるだろうと担当医も言っていた。


朔太郎はやさしい詩歌にサンタからのプレゼントを渡したくてさらに尋ねた。
「もしも、二つでも良ければ…?もう一つは何をお願いするの?」

「あのね…当たっている競馬!」

「えっ?どういうこと?」

「サンタさんにもらって私がお父さんにプレゼントするの。お父さん、競馬が当たるとすごく嬉しそうだし…そしたら私にも何か買ってくれるでしょ?」

なるほど…馬券のことか?
「それなら詩歌が欲しいもの直接サンタさんにお願いすればいいのに…」
「うん…でも…」
朔太郎は、何となく詩歌の気持ちがわかるような気がした。だから、それ以上のことは聞かなかった。
「二つともプレゼントくるといいね。」
「うん。」


2.医師の助言

翌日は有馬記念の日だった。
朔太郎は妻が入院している病院に行って、昨夜のことを話した。
妻も…そして偶然回診で来ていた担当医も涙目になっていた。


担当医が「今、奥さんが飲んでいるこの薬を持っていってください。そして、明日その薬を持って午前11時に来てください。二日ほど早いですが、その薬をここで飲んだら退院ということにしましょう。朝一番で手続きは僕が済ませておきます。詩歌ちゃんのために…」

「先生、ありがとうございます!」朔太郎は頭を下げてお礼を言った。


「予定より二日ほど早いので何かあったらすぐに連絡してください。それと…」
担当医は言葉を詰まらせた。

「何ですか?先生…」朔太郎と妻は、少し不安になって訊いた。

「その…もう一つの…馬券ですが、僕はナリタブライアンの復活だと思います。」
朔太郎と妻は力が抜けて…「先生も競馬やるんですね。」と笑いながら言った。


朔太郎は病院からの帰り道に雑貨屋に立ち寄り、ガラスの小ビンを買って病院でもらった薬を入れて赤いリボンをかけた。
これで一つ目のプレゼントは完成した。問題は二つ目のプレゼントである。
彼は足早に中山競馬場へと向かった。


つづく…

たぶん3日くらいで完結すると思いますので…


● 完全休養日