平成27年が始まって早10日…
まだまだ正月気分ですが…
年末の大掃除を済ませてしまいました。
誰が何と言おうと「今年の」です!
きっと日本一早く年末の大掃除を済ませた男として語り継がれるでしょう。
さて、今日は完全休養日ですが…
今年度から入会した「土浦市文化財愛護の会」の会報の原稿を頼まれていて…
なかなか書けないでいたのですが一気に書き上げました。
どう考えても文化財とかの作文が自分に書けるわけないし…
ネットで調べれたらコピペしちゃいそうだし…
なのでスポーツのことを書いちゃいました (*^_^*)
ボツになる可能性大の駄作です。
スポーツと文化
平成26年度から土浦市文化財愛護の会に入れていただき、苦手な作文ですが、ごあいさつも兼ねて寄稿のご依頼を受けてしまいました。私は昭和37年生まれで昭和と平成を26年ずつ生きたことになります。他の会員のみなさまに比べればかなりの若輩者と思われ、また、文化財に関しての知識にしても皆無に等しいと自覚しています。
ですから、いざ原稿を書こうと思ってはみても筆は一向に進みません。
私は、専門がスポーツであるためやはりスポーツのことを書く以外にないのかなという結論に達しましたので、せめてスポーツと文化を結びつけて考えてみることにいたしました。
中学や高校の部活動で耳にする「運動部」と「文化部」とは相反するもののようなイメージがします。しかしながら、現在においてスポーツもまた文化の一つであると私は思っています。それは、スポーツが単に「する」だけではなく、「見る」や「支える」などさまざまな関わり方があり、尚且つ多種多様な目的が存在するからであります。
例をあげると「食文化」であれば「作る」ということが好きな人もいれば、「食べる」ことが好きな人もいます。いわゆるグルメによって食文化は発展してきたと思うのです。
そして、「作る」人と「食べる」人をつなぐ役割、つまり、「支える」のが、例えばレストランや食堂なのです。
芸術にしても同様のことが言えます。絵画を「描く」人がいて「観る」人がいて画廊(ギャラリー)が「支え」ているという構図です。我が国におけるスポーツもまさにこのような構図になっていると考えます。
我が国は、ご存じのように富国強兵の時代に学校体育によってスポーツは輸入され、発展してきました。本来、プレイ(遊び)であるはずのスポーツはフィジカルエデュケーションと形を変えたために競技性を重視して発展してきたのも事実であり、顕著な例として日本では校庭というとグラウンドですが、欧州では校庭と言うと池や花壇がある庭を指すのが通常であり、グラウンドは地域の別の場所にあることが多いのです。
以上のことからスポーツが一つの文化であるなら日本のスポーツ文化は独自の形で発展してきたと言えるのではないでしょうか。
前回の東京オリンピックを契機に我が国の威信をかけてスポーツのシステムの礎を築き、スポーツの振興に力を注いできましたが、次の東京オリンピックに向けて少子高齢化が進む中、文化としてのスポーツの在り方を地域で考え直す時期かもしれません。それは、スポーツの単なる振興ではなく、スポーツを通じて地域を良くするにはどうしたら良いかなのだろうと思うのです。
● 完全休養日