雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


日本体育協会から創設支援助成金
年間120万円という予算は…
準備期間としては潤沢といえる金額でした。


毎週何かしらのスポーツ教室を開催するのではなく…
試験的に不定期に開催する活動費と…
相当数の会議を開催する会議費と…
スポーツ用具を揃えるための費用と…
そして広報宣伝費に重点を置くことにしたのです。


単に自分たちが楽しむだけのサークルではないこと…
つまり公益性が備わっていて…
さらにまだ根強く残っていた競技志向だけのスポーツ…
そのイメージを払拭しなければなりませんでした。



で…まずは理念パンフを作成したのです。
今もそうですが…こういった作業は好きなのです。
しかも当時は毎日の活動に追われる日々でもなく…
カフェ・ペーパームーンを細々と経営する傍ら…
阿見町のボランティアセンターでバイトしながら…




高齢社会において健康志向のスポーツも気軽にできるんだ!
そして個人の健康はまち全体の健康に繋がることを訴えよう思いました。
健やかな地域づくりという理念は今も揺るぎないものです。


高齢社会とかいうと高齢者のことを考えがちですが…
社会というからには子どもたちも高齢社会の中で生きていくということ…
高齢者が社会を支えることにならざるを得ない時期が来るということ…
日本はそのモデルとなって世界に先駆けて実現する義務があると…
当時…今もですが考えていました。



そう言えば…
田中先生(現筑波大名誉教授)のコメントを入れたのは…
当時、高齢者の運動というと禁忌事項ばかり目立っていたのですが…
先生はスポーツやっちゃいなよ!的な感じで…
健康に関する運動においてインパクトファクターのある先生でしたが…
スポーツは数値には表れない健康の効果があると言っていて…
とても共感したものでした。


このパンフができたときに見てもらったのですが…
文字が多すぎる!と指摘をうけことを今でも覚えています (+_+)



今ももちろんそうですが…
本当に多くの人の力でドスケンは動いています。
たぶんこの当時にできたパイプラインは…
その数からすると一番多かったと思います。


● 太極拳教室