雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々

衝撃の名馬

日本競馬会において…
これほどの功績を残した馬はいないと思います。
戦績はもちろんですが種牡馬として後世まで受け継がれてい行くのです。


この日記の最初は2007年12月27日…
彼が引退レースとして走ったのが2006年12月24日の有馬記念
前の年、国内で唯一ハーツクライに負けたレースで完勝して引退しました。
なので…
今となっては馬券を取らせてもらったかどうか定かではないのですが…
3歳クラシックでは確か文字通り第六感でシックスセンスを買っていたので…
よほどのバカでなければ的中していたはずです。(よほどのバカだろ?)


今日、強い馬の多くは500kg近い馬体ですが…
430kg台で出走したこともあるとても小柄な彼ですが…
それでも最後の直線は全身がゴムでできているような…
弾んで飛んでいるような瞬発力でした。


馬券では毎回悔しい思いをしている皇帝ですが…
馬券が絡んでいない競馬で最も悔しかったのは…
彼が凱旋門賞で禁止薬物による失格となったことです。
オルフェーヴルのときはレース自体でかなり悔しかったけれど…
ディープは本当に何とも釈然としない…煮え切らない悔しさでいっぱいでした。


禁止薬物の検査とかって飼葉にお茶の葉ちょろっと混ぜただけで陽性になります。
彼の場合は呼吸器系の薬を使って…それ自体は問題ないのですが…
こぼれた薬をレース前に舐めてしまって体内に残留してしまったと…
もうちょっとちゃんと管理しようよ!と心底思うわけです。
そもそも咳込むってことは少なからず体調は万全ではなかったわけで…


今となってそこら辺の事情は公開されているのですが…
当時は当時は3着に負けて…数日後失格が発表されて…
凱旋門史上、薬物による失格は初めてと言う汚名を着せられて…
本当に本当に馬には何の罪もないのに…悔しすぎて涙が出そうになりました。


そして、もう一つ悔しいことがあります。
皇帝はディープインパクトを生で見たことがないのです。
いつか牧場で見れたらいいなあと思っていました。
きっと小さくてかわいらしい馬なんだろうなあと…
合掌


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