雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々

(財)日本体育協会の総合型地域スポーツクラブのパンフレットを先日の日記でべた褒めしましたが、夕べ(財)茨城県体育協会のK氏がそのパンフレットをごっそり持ってきてくれました。


今日はそのパンフレットに貼り付ける土浦スポーツ健康倶楽部のステッカーを作成してと…
いろんなところに置いてもらうことにしよっと。


昨日の日記で7月1日の竹取のことを書きましたが、実は7月1日という日は3年前友人の命日となった日でもあります。
正直、日記に書こうかどうか迷ったんだけど…


Mは高校の同級生で…途中から下級生になったんだけど…
2年生のときに出席日数が足りなくていわゆるダブりとなったのです。
少しの間、野球部にも所属していました。


最初に話したのは1年生の入学式のときだったか…
「古徳のおばあちゃんて二高だよな。うちのばあちゃんと同級生のはずだぜ。」

だから何なの?
とは言いませんでしたが…


野球部に入るときも

「おれ、野球部に入ろうかと思うんだけど…」
「え?そうなの?何で、また?」
「他に入る部活ないし…」


これには正直カチンときました。
僕もたいした志はなかったけど坊主頭になり、それなりの覚悟を決めて野球部に入ったのに…


Mは入部してすぐ退部しましたが、ある程度は予想できるものでした。


たぶんですが…この手の奴はあまり人から好かれるタイプではないと思います。
後にこれほど長い付き合いになるとは当時思ってもみませんでした。


3年前の7月1日、彼は逝ってしまいました。
自殺という最悪の結果になってしまいました。


彼の死については考えることが多く、年間3万人を超える自殺者がいることを…そして、僕なんかからすればその理由がとてもじゃないが納得できないということを…彼の死を通じて改めて考えてしまうのです。


「M君、プライドが高かったもんね。」


嫁さんがポツリと呟いたのを今でも憶えていますがプライドって何なのでしょう?


「なんか痩せたんじゃない?絞ったの?」


「苦労してんだよ、精神的に…」


僕がMと交わした最後の言葉です。

そして、僕が知る限り友人の中でMと最後に言葉を交わしたのは僕でした。