雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


20日に卒団式があり、式はともかく送別試合だけは出るつもりだったのですが、天候により時間が変更となって出れませんでした。


例によって大人げないプレイで子どもと父兄からブーイングを浴びながら気持ち良く遊びたかったのに…

右の写真はSさんから送られてきた当日のものです。


そんで昨日の続きで体力の話ですが…子どもと大人とでは体力の概念がまったく違います。

昨日の日記の体力テストの流れですのでそこのところをお間違いなく…


握力は握力計さえあれば、最も簡単に測定できる筋力の指標となります。

ただ、中高齢者になると下肢の筋力のほうが重要視されることが多いです。上肢の筋肉は下肢に比べて落ちにくいことがわかっていますので…そこで、立ち幅跳びという種目があります。


ですが、これは年配の方に多い膝痛や腰痛の場合、測定はお勧めできません。安全面から考えると握力が無難ということになるのです。

それと上体起こしは腹筋で…これ、かなり重要ですよ。


握力、上体起こし、立ち幅跳びがパワー系の測定ということになります。


反復横とびが敏捷性…長座体前屈が柔軟性…です。


最後にスタミナ(全身持久力)を測定します。

方法は2種類あるのですが、シャトルランはスタミナの最も有用な指標である最大酸素摂取量を算出できるのですが…はっきり言っておじさんには辛いです。


最大酸素摂取量といっても直に酸素摂取量を測るわけではありません。これをちゃんと図るためにはかなり高価な機械が必要なのです。

一般的に酸素摂取量を測定するときは心拍数を用います。


これは、酸素摂取量が運動により上昇する曲線と心拍数が上昇する曲線が似ているからなんですよ。

本当は血中乳酸とかのからみもあるんだけど…


最大酸素摂取量が多ければ…つまりより多くの酸素を取り込んでエネルギーに変換できる能力があれば同じ仕事量をしても余裕ができるというわけです。

したがって疲れないんですね。


話を戻して体力測定のもう一つのスタミナの測り方は急歩です。

男子は1500m、女子1000mを歩いて、そのタイムで得点を決めます。

多くのデータからこれもかなり有効な測定法となります。

飽きてきたので…このへんで…