20年も前の出来事なのですが…友人の結婚式に出席して帰る時のことです。
ほろ酔い気分で名古屋の新幹線のホームのベンチに腰かけていると僕が乗るはずの一本前の新幹線がホームに入ってきて…
ちょうど僕が座っているベンチの正面のドアから赤ん坊を抱いた女性が降りてきて、辺りを見渡したあと僕の方へ向って歩いてきました。
ドキドキでした。
僕は彼女を知っていました。
赤ん坊を抱いていても彼女が座れるスペースは十分にあったのですが、わざとらしく僕は座ってる位置をずらしました。
微笑んで少し頭をさげながら彼女は僕の隣に腰かけたのです。
腰かけてすぐに近くの階段を初老の女性が上ってきたのを確認すると彼女は立ちあがって歩み寄り、赤ん坊をその女性に手渡したのです。
おそらく彼女の母親であり、赤ん坊のおばあちゃんだったのでしょう。
彼女は名残惜しそうに赤ん坊のほっぺのあたりをつんつんしていましたが、発車の合図とともに一人新幹線に乗り込みました。
23日の土浦市まちづくりシンポジウムに東国原知事が講演会にやってきます。
あのときの赤ん坊の父親です。
彼女はかとうかずこさん…でした。
だから??と言われればそれまでなのですが…
お茶を濁しつつ久しぶりに合成写真シリーズです。
ドスケンのテントの場所は本当に確保できるのでしょうか?
一抹の不安を残しつつ本番に備えるわけですよ。これが…