雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


久しぶりに日記をため込んでしまいました。


11月1日(日)

文部科学省委託事業

平成21年度総合型地域スポーツクラブ育成推進事業

第2回関東ブロッククラブミーティング2009


出席してきましたので報告します。

(決して府中にいたのではありません!)


10月31日と2日間あったのですが、初日は主に創設支援クラブ(つまりまだ設立準備委員会)を対象に開催され、僕が出席した2日目は主に活動支援クラブ(すでに設立して活動しているクラブ)を対象に開催されました。


●シンポジウム「スポーツの将来像〜これからの総合型クラブの歩み」


◇スポーツ振興基本計画の施行は2000年ですが、これが策定される過程の時代背景をおさらいしておきましょう。


(1)まず、学校の週休2日制が導入されることが決まっていて社会人の年間労働時間も短縮されました。


これにより「自由時間の増大」という有難いことがおこると予想されるのですが、その自由時間を過ごす受け皿が用意されていませんでした。

(お金のある人はいくらでも暇つぶせるけどね。)


(2)日本の学校体育は諸外国と比べて非常に充実しているが、学校卒業後のスポーツへの参加機会は情けないほど低い。


この理由として学校体育が充実していた分だけ大人になってもマジでスポーツしなければスポーツじゃないという誤解を招いたのではないかと僕は考えています。


(3)超高齢化社会を考えるとき地域で可能な限り一生涯自立した生活を送るためには身体活動の低下は大きなネックとなるに違いないと考えられた。


◇スポーツ振興基本計画(文部科学省


はじめて具体的な数値目標が打ち出されました。

(1)生涯スポーツ及び競技スポーツと学校体育・スポーツとの連携推進


(2)生涯スポーツ社会の実現(スポーツ実施率50%)


(3)国際競技力の総合的な向上(メダル獲得率3.5%)


上記の(2)の具体的な施策として総合型クラブの全国展開(各市町村に最低1クラブ)があります。

そして、数値目標はどうなったかというと…


37.2% →  44.4%


このスポーツ実施率というのは何を以って実施したかというと…あまり深く考えないでください。


そして、長文になりつつあるので続く…っと。