久しぶりに春夏用の礼服を着たら…
内ポケットから500円玉が!!(シ・ア・ワ・セ)
今日は某医療福祉専門学校で新しく開設された看護科の体育の授業の初回でした。
授業名は体育ではなく「健康とスポーツ」ということで…実技だけでなく講義もあり…学校法人で新設される学科のカリキュラムは厳正なチェックを受けるのかもしれませんが、とても中身の濃い内容で…
先生も勉強しなきゃ!!って感じです。(ホントかよ!?)
将来のナース諸君!
ありきたりではなく、将来役に立つようなスポーツの講義をするからね。
どれほどの時がたっただろう?
時間にすればそれほどたってはいないはずだがおおよそ人生の転がり落ちていく部分をすべて話した柴崎にとってそれはとても長く感じたはずであり、同時にどことなくすっきりとした感があった。
柴崎が3杯目の焼酎を飲み干したとき彼女は箸を置いた。
そして独り言のように呟いた。
「私が仕事をやめるときは死ぬということかしら。」
柴崎はそれを聞いたときこの女にも多額の借金があり、からだを張って生きているのかもしれないと思ったがそのときも追求することはせず聞こえないふりをして食器を洗っていた。
「ごちそうさまでした。」
彼女は微笑みながら続けざまにそう言った。柴崎は何も言わずにちょこんと頭を下げた。
彼女は店の中を改めてぐるっと見渡した。あるいは時間を知るために時計を探したのかもしれないが…その動きが窓の横に貼られた一枚の写真のところでぴたっと止まった。
「あれは?」
薄暗い店内でそこだけスポットライトに照らされた一枚の写真にはきれいな鬣(たてがみ)の子馬が写っていた。
つづく…けど週末は第77回日本ダービー大研究です。
● 休暇