隣で仕事をしている佐藤さんが僕のPCを覗き込んで…
「そのデータ…メールでこのPCに送って。」と言いました。
もう何年も前の話ですが…
何か形あるものならば…すぐに手渡しできる距離です。
電子メールはその場で目に見える相手に送るとなると…
何だかとても歯がゆい感じです。
1mもない距離に辿り着くまでに…
僕の送信したメールはウエブに乗って世界中を回り…
そして佐藤さんのPCへと行くような…そんな気がしました。
さて土浦画報の紹介も今日で3回目にして最後です。
若田部君(作者)に自分の描いた土浦の風景でどれがいちばん気に入っているかと尋ねたのですが…予想通り答えは得られませんでした。
たぶんそれぞれに思い入れがあるので優劣はつけにくいのでしょう。
その点から言うとギャラリーは容赦なく自分の好みを言えるものです。
で…僕のお気に入りの作品のひとつです。
実際は数多くの生活が存在するはずの団地なのですが…
とても無機質で生活感が感じられません。
だから…赤いポストの存在感があるのだと思います。
郵便局(本局)がサーバーだとすると…
ポストは地域のみんなが共有できるPCであり…
紅はその存在価値を主張する色なのかもしれません。
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