雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


午前中、保健センターで行われた運動普及推進員の全体研修会で一中支部はラジオ体操をやりました。

この全体研修会は今まで講師を招いて運動ネタを学習して、それぞれの地域の運動普及活動に役立てていたのですが、今回は新たな試みとして支部ごとにテーマを決めて発表みたいなことになったのです。

(たぶん予算の関係で…)


ラジオ体操の良いところは音楽が流れるとほとんどの人はできちゃう点ですね。

いわゆる「からだが覚えている」ってやつです。


注意する点は準備運動として取り入れられてきたラジオ体操ですが、高齢者にとってはエアロビクス並みの主運動として考えたほうが良いというてんです。

これだけで十分汗かきますから…


現在の健康運動指導の流れとしては高齢者にはゆっくりした動きや反動をつけないなどありますが、ラジオ体操はその流れに逆行していることも事実です。

しかしながら教室などで行う場合、みんなができて終わった後にどことなくハツラツとした感じが見受けられます。


関節の痛みや血圧の上昇に留意すれば、とっても良い運動でしょう。


それともうひとつ…それが正しいかどうかは定かではありませんが、転倒予防に効果的と「ためしてガッテン」で言っていました。


これは、バランスを崩した際に立て直そうとするとき…日常とはかなりかけ離れた動作を強いられる場合が多いのですが、ラジオ体操自体も非日常的な動作が多いので、これをやっていればいざという時に脳からの指令が速やかになるということです。


運動教室等の参加者への配慮も必要になってきますが、こちらで模範演技をしなくてもできちゃう可能性が高いのでスタッフが参加者の様子を見ていられるという点でもラジオ体操はいいですね。