朝一で竜ヶ崎まで米の配達に行き、午後から東京へ…
長寿社会開発センターの平成20年度助成事業の発表に行ってきました。
結論から言いますと…
笑いをとるような発表はしませんでした。
(それが、普通だって…)
あの雰囲気の中で受け狙いは小心者の僕にはとてもできません。
(だから、それが普通だって…っていうか、そんなことを結論にするなよ!)
さて、発表した5団体(17日の日記参照)の中で僕自身興味があった事業がありました。
それは、「地域記者養成講座」という事業でNPO法人北九州国際自然大学校さんの事業ですが…
これってひょっとすると当法人が今年度茨城県のコンペ事業に応募して見事落選した「100円ライタープロジェクト」と同じような内容なのではないかと思ったからです。
実際に発表を聞いてみると趣旨は類似していましたが、どちらかというと記者というよりはカメラマンに近い感じかもしれません。
しかし、助成金の申請方法としてのヒントになりました。
それは、以下の2点です。
(すいませんね。自分が忘れないためのメモみたいで…あっ、いいのか?日記なんだから…)
●すべてを単年度でやる必要はない。
100円ライタープロジェクトの場合、団塊の世代を含めた定年退職者や高齢者に身近な話題でブログを書いてもらい、それを集約して地域密着のポータルサイトを構築するものでしたが、この場合、ライター(記者)を養成するのに時間がかかるという課題がありました。
応募したコンペ事業が単年度だったためかなりハードルの高い企画という印象がありましたが、仮に3年計画だとしたら1年間でライターを養成して2年目でポータルサイトを立ち上げて3年目で本格的に始動するといったことが可能となるかもしれません。
●店舗からギャラを払う必要なない。
100円ライターの場合、商店街の店とかを紹介してもらったらその商店からギャラ(執筆料)としてライターに100円が支払われるという仕組みにしましたが…
そうではなくて地域のアフェリエイトみたいなシステムを1年かけて構築すれば、記事の良し悪しに関わらず気軽にブログを書いてもらえるかも…と思いました。
いずれにしてもキーファクターとなるのは適度な匿名性だと思います。
SNS(ミクシィみたいな)だといくら100円ライターの人が土浦に思いやりをもってのぞんでもコメントにその気持ちがないと言いたい放題になってしまし…
ブログでもある程度の制限を設けないと炎上してしまうかもしれません。
いずれにしても「100円ライタープロジェクト」は、戦略を練り直してどこぞの助成金に申請してみようかと思いました。
少なくとも同じ趣旨の企画が長寿社会開発センターの助成金をもらえたのだから…