雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


昨日、日本体育・スポーツ学会の研究集会に行ってきました。

そこで思いもよらぬ収穫があったのです。


今まで何となくわかってはいたけれど…

モヤモヤして釈然としなかったことが明らかになって…

スッキリしたという表現がドンピシャな気分になりました。


因みに研究集会は総合型地域スポーツクラブの本質を問うの4回目で…

「地域スポーツクラブの成長モデルと評価指標を考える」でした。


しかし、僕のモヤモヤが解消されたのは表題とは別のことです (*^_^*)


それを日記に書き記しておこうと思うわけですが…

順序立てて書かないと、またモヤモヤに入り込んでしまうそうで…

なので…一日の日記には収まりきれないかもしれません。


まずは、ドラッカーの非営利組織(NPO)論です。

本当なら実際に読むべきなのでしょうが…まあいっか。


その中で彼は、2つの使命があると言っているようです。

とってもシンプルな図なのですが、それで全てのモヤモヤが消えました。

● 市民性創造

● 社会変革


図はさすがに転載禁止ですので…自分で描いてみました。

上の図の中でNPOで取り上げらるのは、社会(地域)の課題解決が圧倒的に多いのです。

そして「あなたのNPOのミッション(使命)は何ですか?」と問われると…

僕も含めて社会変革の部分しか答えないと思います。

例えば桜川をきれいにするとか、地域の高齢者の健康維持だとか…


おそらくボランティアをたくさん募って多くの人が地域に関わるようにするなんて回答は得られないと思います。つまり市民性創造の部分です。


次にNPO法人にとって最も重要な法的根拠であるNPO法の目的を掲載します。

特定非営利活動促進法

第一条  この法律は、特定非営利活動を行う団体に法人格を付与すること並びに運営組織及び事業活動が適正であって公益の増進に資する特定非営利活動法人の認定に係る制度を設けること等により、ボランティア活動をはじめとする市民が行う自由な社会貢献活動としての特定非営利活動の健全な発展を促進し、もって公益の増進に寄与することを目的とする。  平成10年3月


上の条文を読んでも、社会変革よりもむしろ市民性創造が全面に出ています。


ここまで書いてきて言うのも何ですが…

市民性創造や社会変革というのはドラッカーという会ったこともないおじさんが言っているだけであり、それによれば…の話です。


と言うことで…明日に続くわけです。

明日の日記で明らかになったことが明らかに…ってややこしいな。


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