雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


先日父親の同窓会の打ち合わせのことを書きました。

打ち合わせの合間の雑談は健康の話題が多かったと…

(雑談の合間の打ち合わせかも…)


それと川越に行ったことも書きましたが…参加者はほとんど高齢者の範疇でした。


そしてどちらもとても楽しそうに思えるんですよ。

土浦市のアンケートでも年代が高くなると当然健康がいちばんの関心事になるのですが…健康の概念はとても難しいと思います。


そもそも身体的健康にしても何かこれをやればとかこれを食べれば健康になるなんて単純なものではないことは確かです。


たぶん何百何千の事象が重なり合っていて…一概には言えないものだと…


よくテレビに100歳を超える方が出てくるとリポーターは必ずと言っていいほど「長寿の秘訣」を訊いてきます。


その答えですが少なくとも僕はただの一度も特別な秘訣を聞いたことはないのです。

返ってくる答えはせいぜい「天気の良い日に散歩する。」とか「感謝して食事を美味しく食べる。」とかです。


何だそんなことか…と思うかもしれませんが僕は素晴らしい答えだと思うのです。


天気の良い日に…ですよ。つまり毎日欠かさずではないんです。


美味しく食べる…ですよ。美味しいものを食べるじゃないんです。


もしも長寿や健康の秘訣があるとすれば…きっとこういうことなんだなと…

そして高齢社会において社会が良くなるかどうかは高齢者の健康がキーファクターになることに間違いはありません。


高齢者の社会なら高齢者だけを考えれば良いのですが…高齢社会はその中で子どもも全ての人が暮らしているということです。


エビデンス(科学的根拠)に基づいた指導は確かに重要かもしれません。

僕も健康運動指導士として身につけた知識は活用しなければと考えています。


しかしながら医者に「これは精神安定剤です。」と手渡されたただの小麦粉が効くプラセボ(偽薬)効果も実際にあるわけです。


それでですね…スポーツって良いと思うんですよ。

もちろん押しつけはしませんがやらないよりはやったほうが…

ひょっとするとプラセボになるかもしれませんよ。