幸福の王子、賢者の贈り物と並ぶO・ヘンリーの名作ですね。
肺炎を患った少女が生きる気力をなくして窓の外をレンガの壁の蔦の葉っぱが全部散ったとき、自分の命も散ると思い込んでしまうのです。
そして、いよいよ最後の一葉になり、しかもその晩は嵐となって…当然、次の日の朝には…
ところが、その最後の一葉は残っていたのです。
その次の日も…そのまた次の日も…
少女はそれを見て生きる気力を得て病気が治ったのでした。
その最後の一葉はまったく売れない老画家が、自分の命をかけて…あの嵐の晩にレンガの壁に描いた生涯最高の傑作だったのです。
たった一枚の葉っぱの絵が少女の命を救ったのですね。
ということで…
この絵が傾きかけたカフェを救ってくれるかどうかはわかりませんが…
ギタネコさん、アリガトさん。
今年のクリスマスカードのデザインに使わせていただきます。(って、そこかよ!?)
ちなみに今週の「ノラ猫日記」はコトクサンが大活躍…はしてないけど、必見です!
このブログも僕の知らないところで人の命を救っている…わけねえな。