雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々

夕涼み

「これって…?」
小暮は顔を上げて加奈の方を見ると加奈はニコっと笑って…
「それね、小暮君だけの…私にとって特別なサイン帳なの。」
そして、加奈は急に真顔になって…
「私、それどうしても捨てられそうになくて…
それで今日、小暮君に渡そうと思ったの。」
小暮は言葉を返せなかった。加奈は続けざまに独り言のように…
「よく眺めてたなあ。そのバカボンのパパの絵…」


小暮は何か言わなければと言葉を探して…
「これ以外にサイン帳ってないの?」と加奈に聞いた。
「もちろんあるわよ。みんなに書いてもらったの…一応持ってきたんだ。」
そう言って加奈は同じものをもう一冊バッグから取り出した。
「そのサイン帳に空いているページある?」と小暮は言った。
「最後の2.3ページは空いているけど…」
「そこに今、オレ、書いていいかな?」
「ホント?うん、書いて。」
そう言うと加奈はバッグからボールペンを取り出して小暮に渡した。



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ってことで…おやすみなさい(-_-)zzz