雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々

小暮も加奈も話をしているうちに中学の頃の記憶が甦ってきた。
部活や担任の先生、そして、悪友たちのこと…
しかし、小暮はその記憶を辿り集めても加奈はそこにいない。


加奈が自分に好意を持っていることを人づてに聞いたことがあるくらいである。
それもおそらく当時の悪友の「〇組の佐藤ってお前のこと好きなんだってよ。」くらいの話でまったくのデマだったかもしれない。
ただ…卒業間近に当時はサイン帳なるものがあって…つまりは色紙の寄せ書きを一人1ページ使って書くのだ。
たいていは同じクラスの友人から言葉をもらっていたのだが、加奈は違うクラスの自分のところまで来て
「小暮君、よかったら書いてくれる?」と…
そのことだけが辛うじて小暮の中にある加奈の記憶だった。



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ってことで…おやすみなさい(-_-)zzz