雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


今日締め切りの「亀城」の原稿を書き上げました。


紅葉には少し早いが季節の移り変わりは充分に感じられる10月30日に一中地区市民委員会スポーツ健康部の事業として滝川渓谷までバスハイクに行きました。


静寂の木々の中を滝の音は絶え間なく響き渡り高低差のある山道を話をしながら休みながら汗を拭いながら全員が目的地まで辿り着くことができました。


最後方を歩いていた私はいくつかの難所に「みんなよくこんな所を通過できたな。」と感心し同時にいつリタイアする人がいてもおかしくないと心の準備をしていたのですがそんな心配をよそに最後に目的地である土産物屋に着いたときには皆笑顔で食事をしたりお茶を飲んでいたりしていました。


距離の長い道のり歩くときもそうですが、こういった山道登り切ったときの達成感はそれだけで健康に良い効果をもたらすのではないかとさえ感じます。


歩くということは誰もが気軽に実行できる最も効果的な運動のひとつであり、特にメタボリックシンドロームにおける生活習慣の改善には有用であると言われています。


一中地区の中心市街地活性化の中で6月に茨城県がんばる商店街支援事業の優秀プランに採択された歩いた分だけ商店街で買い物ができるという「歩数のマイレージ」では歩数計の数値を目に見えるデータとして出すことで目標ができて歩くことが楽しくなった人や今まで近所へ行くにもクルマを利用していた人が歩いて行くようになったりと着実に歩数を伸ばしています。


ウォーキングやハイキングなど景色を楽しみながら歩くことやそういった時間が思うように取れない人でも工夫しだいで楽しく歩く習慣が身につくのかもしれません。


高齢社会において中高齢者が可能な限り健康で生き生きと暮らせることが地域の活性化につながり子どもたちも含めた豊かな地域社会を醸成していくものと思います。


何をやるにしても最初の一歩を踏み出すには勇気がいるでしょうし途中であきらめてリタイアしそうになることもあるでしょうが歩数を一歩でも増やすつもりであと一歩だけ前へ進んでみようという気持ちを持ち続けていたいと考えています。


そのうちゴールが見えてくるかもしれません。