念を押しておきますが…
競馬ブログではありません。
競馬のことになると…
つい熱が入ってしまうだけです。
昭和から平成にかけて…
ターフを駆け抜けた競走馬は数多くいますが…
昭和と平成の有馬記念を勝った馬は唯一頭です。
その馬の名はオグリキャップ…
アイドルホースとして活躍していた彼を最初は好きになれませんでした。
そもそもあの時代は武豊人気も相まって…
ほぼ男の世界であった競馬場に女子が詰めかけたのです。
これに関しては友人のスゴイ武勇伝があります。
その日、大負けして競馬場から駅へ向かう道…
前を歩いていたカップルの会話が聞こえたそうです。
「どうして私の買った豊君が負けちゃったのに馬券が当たったの?」
当然、連複なら2着に来ても当たるということですが…
「それはね…君が可愛いからだよ。」
その友人はそれを聞いた瞬間、咄嗟に持っていた競馬新聞を丸めて…
前のカップルの男を後ろから思いっきりひっぱたいて…
人ごみの中を逆走したのでした。
「どうせオグリキャップ人気に乗って競馬を始めたんだろ?」
そう年配の人に言われたことがあって…
そのおじさんは続けざまに…
「オレなんてなあ…ハイセイコーのころから競馬やってんだよ!」
と誇らしげに言っていました。
僕は心の中で…
「ハイセイコーだって思いっきりアイドルホースだったじゃん!?」
と叫んでいたという…そんな時代です。
昭和の最後の有馬記念は4歳馬…今でいう3歳馬で…
サッカーボーイとスーパークリーク…そしてオグリキャップと強い馬が出走…
そしてタマモクロス、サッカーボーイ、オグリキャップが何と単枠指定となりました。
単枠指定って何?
平成になってから競馬を始めた人は疑問に思うでしょうが…
連勝複式は「枠」しかなかったのです。
例えば8枠に3頭入っていて自分の選んだ馬が出走取消しても…
他に2頭いるのでお金が返ってこないという悲惨な状況が生まれるのです。
まあ、逆に自分が選んだ馬じゃない方が来てラッキー!ってこともありますが…
さて、その昭和最後の有馬記念ですが…
前述したようにこの頃はまだオグリキャップは好きではありませんでした。
僕が好きになったのは翌年のジャパンカップからです。
有馬記念特集なので深く言及しませんが…
凱旋門賞馬キャロルハウスが来たりして豪華なメンバーで…
勝ったのはホーリックスでオグリキャップは鼻差の2着…
そのタイムは驚異の2分22秒2でした。
本当はもっともっと書きたいのですが…
何度も言うようですが有馬記念特集なので…
何度見ても鳥肌ものの平成2年の有馬記念の動画です。
オグリキャップ引退レースということもあって何と17万人の大観衆です。
この年、天皇賞(秋)とジャパンカップで惨敗…
特にジャパンカップの11着は何の見せ場もなく…
もう闘志がなくなったのだと思っていました。
皇帝はこの動画をたぶん100回以上見ています。
解説の競馬の神様と謳われた大川慶次郎が…
思わず「ライアン!」と言ってしまうほど異様な興奮の中の出来事…
やはりこの年の有馬記念は凄かったのです。
二男が誕生して間もない日の出来事でした。
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