雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


昨日の夜から降り続く雨は止むことなく…

豪雨となり雷も鳴りという天気でした。


そのくせ午後には晴れ間も出て…

冬とは思えないような暖かささえ感じたのでした。


ただ時折風は音を立てながら吹き…おそらくここ数日の間に落ちるはずの木の葉はほとんど落ちてしまったかもしれません。


O・ヘンリーの短編はどれも好きなのですが…とりわけ(確か小学校の教科書とかで最初に読んだ)「最後の一葉」は僕にとって珠玉の名作です。


病室の窓から見える蔦の葉っぱが全部落ちるとき自分の命も尽きてしまうというわけのわかんない理論で落ち込んでいる少女…


売れない画家が嵐の晩に壁に描いたたった一枚の葉っぱの絵が少女の命を救ったという…その画家は肺炎で亡くなってしまう。


僕の記憶が確かなら…その葉っぱの絵が彼の生涯の最高傑作となったと締めくくられていたような気がします。


それまで読んでいたシンプルな童話や…それとは逆に道徳的で読んだ後に考えさせるような物語とは一線を画していました。


まったく結末を知らないで読んだら…今でもきっと「そういうことだったのか!?」となると思います。


長文ですいません。もう少し…


僕が今この「最後の一葉」で思うのは二つあります。


一つは誰にも何かしらの特技みたいなものがあって…それは思いもよらないところで役立つことが確かにあるということです。


二つ目は…これは正しいかどうかどうか自信がないのですが…「偽り」がときとして優しさとして正当化されるのではないかと考えちゃうんですよ。


葉っぱは「偽り」だったかもしれませんが…紛れもなく「優しさ」だったと…


上手に葉っぱの絵が描けるかな?

風に飛ばされていく色とりどりの葉を眺めながら…

結果はどうあれまずは自分のできることをやろうとふと考えました。


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