雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


昨日からの続きで…

生涯学習推進計画の4つの基本目標の中で僕が個人的に特に注目しているのは基本目標2の「学習の成果を活かすことのできるしくみづくり」です。


学習とはインプットの作業であり、もちろんそれだけでも個人の生涯を豊かなものにしてくれるでしょう。

しかしながら、少子高齢社会において蓄積されたものをアウトプット(フィードバック)できたなら…

それは地域をも豊かにしてくれるのではないかと考えています。


そして、この考えは団塊の世代の人たちが定年になり、自由気ままな生活に飽きてくるであろう今が最も狙い目だと思うのです。

これはお願いに近い期待です。


施策の方向1として成果を実践する機会の充実がありますが、これは発表の場を増やすということでさらにスキルアップして地域に還元するという二段論法のような気がします。


それよりは、基本の方向2として市民主体の地域活動の振興は直接的ですね。

生涯学習の内容を趣味や娯楽ではなく、地域の課題に直結するような内容にするとか…おそらく住民にとって取っつきにくいものだとは思うのですが、根気強くやればよい方向にいくと思います。


物質的な豊かさが崩壊寸前の今だから、問題意識は持ちやすいと思われます。


第2次土浦市生涯学習計画には重点方針が4つあげられています。

・公民館活動の充実

・図書館の整備

生涯学習情報提供システムの構築

人材バンク制度の充実


この中で最後の人材バンクについては充実よりも体系化できるといいなと思います。

それには、ボランティアは無償という固定観念を払拭する必要がありますが、少なくともシルバー人材センターの利用率はすばらしいことからも人材バンクも利用料金などを体系化して地域の人にもっとアナウンスしたほうが良いと思うのです。

(あっ、でも体系化するにはあまりにも登録者数が少ないか…やっぱ充実させてからかな。)


これは利用する側も助かるし、人材バンクに登録している人も社会に貢献して少しでもお金になれば気分がいいのではないかと…

僕もそうですし…


本来ならこの人材バンクの機能を果たすべきはNPO法人なのかもしれません。

がんばらなくっちゃ。