雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々


昨日の日記で運動教室の数が増えてきていると…

その中の一つでデイサービスのプログラムとして…

椅子に座ったままの運動教室をやっています。


これは毎月2回(第1月曜と木曜)で某高齢者施設なのですが…

当然介護認定を受けている人が対象となります。

車椅子の参加者が3分の1くらいでしょうか?


要介護の度合いにはかなり幅があって…どのレベルに合わせるかは本当に悩むところです。

基本的には無理せずに自分の出来る範囲で…と…ことあるごとに説明します。


午後の時間帯なので眠ければ寝ていても差し支えまりませんし…

実際寝ている参加者もいます (^_^;)

懸念しているのは自分が出来ないことにある種の自己嫌悪感を抱かれることです。

細心の注意を払うのはそのことだけかもしれません。


先日2回目の運動教室を無事終えました。

終わった後にティータイム(おやつ)があって…男性の参加者二人の席にお邪魔しました。

僕にとっても先生面して運動をするよりもこうした時間がとても有意義なわけです。

以下はおじいちゃん二人(AさんとBさん)と僕との会話で…

Aさんは家でもウォーキング(散歩)をしているらしく熱心に運動について質問されました。

Bさんはぼんやりと外を眺めているだけでしたので…帰り際に声をかけたのです。


僕「Bさん、今日の運動はきつかったですか?どうでしたか?」


A「先生、Bさんは耳が遠くてほとんど聞こえないんですよ。」


(そうか…どうりでお手本を示すと動くけど口で説明しても反応がなかったよな。)


僕「大声で聞けば聞こえますかね?」

A「先生、私が聞いてみますよ。」


そう言って親切にAさんは大声でBさんに…


A「先生がおいくつですか?って訊いてるぞ!」


(って…そんなこと訊いてねえし…)とは思いましたが…


まあいいかとBさんの答えを待っていると…Bさんはにっこりとほほ笑んで…


B「先生、耳が遠くて申し訳ないね。今日の運動はそんなにきつくなかったよ。」


(って…そんなこと訊いてねえし…)

じゃなくて…あれ?結果的にいいのか??


何だか自分でも訳がわからなくなってきて…

もうそれが可笑しくて可笑しくて…

いろいろ悩むことはありますが…やっぱり現場は楽しいですね (*^_^*)


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