雑用係兼理事長の日記

NPO法人スポーツ健康支援センターな日々

幼い日に

「だよね。やっぱり…」
彼女はちょっとホッとした表情で続けた。
「私、中学の同級の佐藤…佐藤 加奈。わかる?」
「あっ、佐藤さん。」
小暮も思い出したが、同時にこんなに可愛かったっけ?というのが率直なところだった。


「この店、よく来るの?」
「うん。アパートがこの近くだから…」
「そうなの?」
「うん。チンチン電車で大学に通ってるんだ。」
「じゃあ、早稲田?小暮君、勉強できたもんね。」
「佐藤さんは?何でここに…?ひょっとして近くに住んでるの?」
加奈は首を横に振って…
「違うの。私は中目黒なんだけど…実は…」
そこまで言って加奈ははっと思いついたように…
「ねえ、今度この店で待ち合わせて話できる?」
「いいけど…夏休みで暇だし…。」
「じゃあ、来週の金曜日どう?8月18日の10時…この店、やってるよね?」
「うん。オレは大丈夫。この店もモーニングやってるから開いてるよ。」
「決まり!」
加奈は満面の笑みを浮かべて少し急いでいるように大塚駅方面に走り去って行った。
小暮はまだ少しドキドキしていた。



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ってことで…おやすみなさい(-_-)zzz